ねむたい小ウサギ*un lapereau ensommeillé
pied à pied................au loin......
anime de Genji
『あさきゆめみし』アニメ化!

「へ、へぇ〜......」以外に何を云えば良いのやら。
源氏物語千年紀記念だそうですが、放送は来年の一月からです。大丈夫、来年もだいたい千年紀です。もうちょっと早くやれば良かったのにという気はしますが。
放送枠はフジテレビのノイタミナ。またもや「へぇ〜」です。のだめとかハチクロとか図書館戦争の枠ですよね。そこで『あさき』。へぇ〜。

ノイタミナは私の住む地域ではいつも少し遅れて放送しています。
だから見ることはできますが....見るかなぁ。マンガは読んでいても登場人物の声や口調をイメージしたことがないのです。どんな感じになるのでしょうか。
その前にどういう構成にするのでしょう。1クールに全部入るはずはありません。宇治十帖は除くとしても、それでもまだまだ長いです。第二部、第三部と続ける予定になっているのでしょうか。

それに『あさき』の主題歌なんて想像つきませんよ!

さて、源氏千年紀は11月が本番です。例の紫式部日記に「こちらに若紫は〜」と出てくるのが11月だからですね。京都はいろいろ楽しそうです。
そして、記念年だからと年の初めより期待していた一件が、ありがたいことに実現いたしました。
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Elle retourne à son origine
     水蓮の開く音がする月夜だった。


少年アリスああ、懐かしい!
長野まゆみさんのデビュー作、『少年アリス』です。
少女の頃、とても夢中になった作家さんなのです。
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l'examen de Yonda
カメ吉様の『meMoegan』で新潮文庫のお話が出たのを見て、一つ思い出しました。
夏恒例「新潮文庫の100冊」のサイトに、今年は検定試験があるのです。
初級・中級・上級の三段階で、初級から順に合格して先へ進みます。



じゃーん!
合格するとこんな風に名前入りの認定証がいただけますよ。
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Découverte!
前回は道草しすぎて帰れなくなってしまいました。
書こうとしていたのはこのお話です。

幻の源氏物語発見! のニュースは、ひさしぶりに心浮き立つ報道でした。
見つかったのは「大沢本」と呼ばれるもので、所謂「別本」の一種です。
「定家本」よりも前に書かれたもので、しかも五十四帖すべてが揃っているという一級品なのです。

このニュースを見てすぐ、毎月通っている源氏講座の五月の回で、写本の分類について習ったことを思い出しました。
教えてくださったのは阪大の加藤洋介准教授です。冬の終わりに話題になった、京都の末摘花の写本(こちらも別本)の調査をなさった方です。
お話が上手でとても楽しい講義でした。そうだそうだ、あの時のお話をしましょうと思ったものの、ノートを出してくるのが億劫で......。

おし、今日はやるぞ。
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千年の時を超えて
月に一回、源氏物語について勉強する講座に行くことにしました。
今年は千年紀特需(?)で、カルチャーセンターやら大学の公開講座やらあちこちで源氏をテーマにした講座が開かれています。一口に源氏物語講座と云っても切り口は様々。どこも趣向を凝らしています。
よりどりみどりどれも面白そうだなと資料を眺めていましたが、よくよく見ると時間の都合がつくのは一つしか無かったのでした。千年紀の機会を活かしてできるだけ勉強しておきたいので、このたった一つに申し込んだのです。
せめて隔週ぐらいの方がたくさん学べて良いのにと残念に思いましたが、ラテン語も始めたことですしこれでちょうど良いのかもしれません。

講師は毎回変わります。いろいろな人のお話を聞くという趣向ですね。
初回は冷泉貴美子さんでした。私は続けて申し込みましたが、一回だけの受講も出来ます。冷泉さんは有名人だけあって大勢の人が詰めかけていました。
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想いはいつか闇を払い
つい先日、読書番長カメ吉様が「バルサがないすばでー」とおっしゃいました。
何を今頃!? と目を見張りましたが、地上波に移ったのですね、アニメ『精霊の守り人』。これで初めて『守り人』を知る方もいらっしゃるでしょうか。原作はそりゃあもう面白いですから、ぜひテレビだけではなく本も手に取っていただきたく思います。

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド) (偕成社ワンダーランド 36)さて、その『守り人』シリーズ
新刊が出たそうですね。
『天と地〜』で終わったと思っていたのでたいそう驚きました。まだ実際に本を見てはいませんが、『精霊〜』の前日譚だそうです。
早く読みたいな。
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昔、男ありけり
石井桃子さんがお亡くなりになりました。
日本の児童文学の歴史において、その存在の大きさは並ぶ者のないものでした。
享年101歳。天寿をまっとうされたと思います。
今頃はきっと、常若の国でプーやピーター、うさこちゃんたちと共に素敵なお茶会を開いていらっしゃるのではないでしょうか。
心からの感謝を捧げます。

しんみりしましたね。さささ、本題に入りましょう。
テレビを見ました。
曜日と時間とチャンネルを書いたメモをテレビのど真ん中と冷蔵庫に貼って、見るぞ見るぞと頑張りました。努力の甲斐あってなんとか逃さず見ることができましたよ。
なにやら無駄に疲れた気が....。

その番組は、NHKの『知るを楽しむ』です。
初めて見たのですけれど、毎日放送されているそうですね。
4・5月の月曜日のテーマが『源氏物語の男君たち』なのです。
講師は瀬戸内寂聴さん。動く寂聴さんを目にしたのは初めてです。

最初の男君は桐壺帝でした。
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新しい部活
CHOPIN (ショパン) 2008年 03月号 [雑誌]先に脱線しておきます。
『CHOPIN』3月号のグールド特集を読んだついでに、来日を控えたウィーン少年合唱団と聖トーマス教会合唱団の記事にも目を通しました。
(そうです。本当ならとっくにトマーナ・モードになっていなければならないのです)
すると誌面の片隅に、liberaのライヴDVD&CD日本盤発売のことが出ていました。

両方買うと抽選で1000名に『libera in Japan』24ページ写真集が当たるそうですよ!

....もう完全に足元を見られています。
「日本盤は未定って云っちゃったからみんな輸入盤を買ったよね。はっきりしなかったのは悪いかもしれないけど、写真集作るから日本盤も買ってよ。いや、頼まなくても買ってくれるよね」....って思っていませんかEMI様。

もしもこれが未発表音源のCDだったら目の色変えて純金の葉書で応募させていただくところですが、写真ですからねぇ。できることなら見たいとは思いますけれど、私のようなおっさんファンはそんな子供騙しに引っかかったりしませんよ。
ええ、しませんったらしませんって云ってるでしょあーうるさいなぁこれ以上私を惑わさないで!(動揺しまくり)

何はともあれ新譜は本当に日本盤を待つつもりでいますし、ライヴの方はとりあえず輸入盤が手元にあるわけですから、発売日にばたばたすることは無いと思います。思いたい。
ちょうど同時期に好きなピアニストの新譜が出るものですから、そちらの方が3月の本命という事情もありまして....。

というわけで、新情報は敬愛する少年合唱仲間の皆様が逐一教えてくださるのに甘えさせていただくことにしまして、ここは通常通りまったりやっていこうと思っています。

長い脱線でした。本題に入ります。
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Le Dit du Genji
わお!
3月はマンガをいっぱい買わなくちゃ。
いつものタイトルでは『架カル空ノ音』『夏目友人帳』。それから『ゴールデン・デイズ』と『Dark Seed』はこれで完結。延期になっていた『Under the Rose』は今度こそ出るかな。『学校ホテル』はちょっと迷っています。今出ているピアノのお話は良かったけど。『イノセントブルー』は最終回がイマイチだったから....う〜ん、どうしよ。

ちがうちがう。マンガのお買い物リストを書いてどうするのです。
今日は古典部の活動報告ですよ。
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美しき言の葉にのせて
  木犀、可愛い從姉妹の匂、
  子供の戀、眞味を飾る微笑。

      レミ・ドゥ・グルモン「むかしの花」より

上田敏全訳詩集 (岩波文庫 緑 34-1)こんな素敵なものがあるなら早く云ってよ! と狼狽えてしまいました。
岩波文庫『上田敏全訳詩集』です。
上田敏先生の訳詩の素晴らしさを、いったいどう表現すればお伝えできるでしょう。あ、お名前は「とし」「さとし」ではなく「びん」と読みます。ですから「上田敏さん」と書くとつい「ビンさん!」と背中を叩いてがっはっはっはっはー、な気分になってしまいますので先生とお呼びします。

お名前はご存じなくとも、この詩はどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
カアル・ブッセの『山のあなた』です。

  山のあなたの空遠く
  「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。

敏先生は多くの詩人の作品を日本語に翻訳されました。
それはただ外国語を日本語に移し替えただけではありません。吟味推敲を重ねに重ね、目で見るたび声に出すたび心に染み込む、美しい言葉の泉に昇華させたのです。

これまでずっと新潮文庫の『海潮音』を愛読してきました。先生ご自身が編まれた2冊の内の1冊です。岩波版はこれともう1冊の『牧羊神』に、2冊には未収録の詩を訳した時期によって『海潮音拾遺』『牧羊神拾遺』として加えた決定版です。
この『山のあなた』やヴェルレエヌの『落葉』のようなまろやかな言葉遣いの詩は、『海潮音』に集中していることが解りました。だからと云って他が期待外れだったわけではありません。力強い語調の詩、粗野な風貌の詩も等しく印象深い日本語を纏っていました。

先生が手掛けられた作品は幅広く、ざっと挙げただけでもハイネ、シェイクスピヤ、トゥルゲニエフ、ボドレエル、ユウゴオ....と尽きません。(表記は本書によります)  ところでこの顔ぶれは言語が多岐に渡っていますが、どのように訳されたのでしょう。解説をちゃんと読めば書いてあるのかな。
すべての詩が本来持っているものを損なわないよう配慮しつつ、日本語詩としても美しくあるようにと、言葉の力を追究する翻訳作業はどれほど大変だったことでしょう。
折に触れ思い出すことが出来る言葉が増え、とても嬉しくなりました。

ここでこういう問題が出ます。
日本語に訳されたものには、結局のところ訳者の意思が介在する。言葉のリズムが重要な詩というジャンルではとりわけそうだろう。それを原文に当たらずして善し悪し美醜を語れるものか?

確かにそれは正しいのです。
ただ、現実問題として誰もが多言語を習得できるわけではありませんから、翻訳を読むのは当然のことと云って良いと思います。そして読んだからには何かしら感想を持つものなのです。その代わり、読んだのはあくまで翻訳作品であることを頭に置くようにしています。原語で読んだから作者の意図が100%理解できるというものでもありませんし。
(詩や小説以外となるとまた別の話ですよ)

そんなわけで今日のご本は外国の詩ですが、上田敏先生の訳詩という面を中心にお話しさせていただきましたので、カテゴリは「日本文学」といたしました。