こどものとも

『ぐりとぐらのともだちあつまれ!』と題した展示を見てきました。
福音館の『こどものとも』50周年記念のイベントです。
原画展を期待していたのですけれどそれはほんのちょっとしかなくて、ほとんどがパネルでの紹介による、あんまりたいしたことない(笑)企画でした。残念。
あ、でも創刊号から現在までのすべての表紙が一望できるコーナーは面白かったです。昔は全部縦型だったんだなとか、これ読んでみたいなとか思いながら1つずつ眺めてきました。

おなじみのキャラクターが次から次へと出てきて、ぐりとぐらだ! だるまちゃんだ! ばばばあちゃんだ!...と気持ちが大忙しでした。
パネル以外にはてんぐちゃんから借りた(!)という下駄や、ぐりとぐらのおうち、『はじめてのおつかい』でみいちゃんが牛乳を買うお店などがありました。絵本でよく見知っているものを目の当たりにするのは何とも不思議な気分です。
![ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41TQ3K3C6GL._SL160_.jpg)
そうそう、私は『ぐりとぐら』を大人になってから読みました。日本に生まれ育った者としてはあるはずのない事態です。たいていの人がこの絵本に最初に出会う幼稚園の頃、もちろん本の存在は知っていましたがどうしても好きになれなかったのでした。
原因は彼らの名前です。「ぐり」「ぐら」という濁音で始まる、しかもその濁音が名前の半分を占める語感がどう考えても美しくない。こんな名前はいやなの、と頑なに読むことを拒んだのです。
大人になってからもやっぱり響きが良くないとは思っていますが、だから読まないなどという大人気ないことは云わずに遅過ぎる出会いを果たしました。
そんな経緯があるせいか、今でもぐりぐらを見ると秘かに気まずい思いをします。
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