何日か前の
Le Journal des Enfantsに、
Bientôt la mort du disque ? という記事が出ていました。
音楽をCDではなくiTunes Storeなどでデータだけを購入するのが定着してきたために、昨今CDはどんどん売れなくなってきている。そのうちCDは無くなるのでは、という話題です。
いかがなものでしょう。
私自身はCD派です。もっとも主に買うのがクラシックなので、多ジャンルの購買層とは考え方が違うかもとは思います。
なぜCDが良いのかと理由を考えてみると....
・店舗の方が商品を探しやすい。
クラシックの大きな特徴は、同曲異盤を購入することです。たとえば「ベートーヴェンの第九が欲しい」と思ったとします。世の中にいったい何種類の第九のCDがあるのでしょう。オンラインショップではクリック、クリック、クリック....と見比べなければならず、これが煩雑に思えてなりません。
・ライナーが欲しい。
ジャケットだけではなく、中身も欲しいのです。曲や作曲家、演奏家についての解説を読みますし、声楽を聴くことが多いので歌詞も知りたいです。iTunesに入力する歌詞探しの支援ソフトがいろいろ出ていますが、どれもクラシックには対応していません。どんな内容を歌っているのかって興味がありますけれど、あまり需要がないのでしょうか。
・そもそもCDが安い。
これもクラシックならではかと思います。輸入盤はびっくりするほど安価なものも珍しくありません。データだけだから安い、という図式が必ずしも当て嵌まらないのです。
そういうあまりたいしたことのない理由でCDの方を選びます。ただ、クラシック売り場がしっかり確保されているお店が何軒かあるという、恵まれた環境にいるからこそ云えることでもあります。
一方、オンライン販売の利点もあるでしょう。わざわざCDを制作しなくても音楽を売買できるのですから、廃盤が無くなればとても便利だと思います。
それとは別に、お店にはなかなか入荷しない海外の小さなレーベルのCDを買えるようになればさらに良いです。時間も送料もかからずに手に入ればなぁ、と残念な思いをしたことが何度あったことか!