ねむたい小ウサギ*un lapereau ensommeillé
pied à pied................au loin......
フェルメールがやってくる フェー! フェー! フェー!
現在、東京にて『牛乳を注ぐ女』が公開中のフェルメール。
来年も作品が日本にやってくることが決まったそうです。
なんと、6点も!

絵画芸術2008年の8〜12月と会期は割と長めです。
プレスリリースによりますと、気になる来日作品はこの6点です。

『小路』
『ワイングラスを持つ娘』
『マルタとマリアの家のキリスト』
  (以上3点は日本初公開)
『絵画芸術』
『ディアナとニンフたち』
『リュートを調弦する女』

特に見たいのは『絵画芸術』です。この作品については以前少しだけ書いたことがありまして、あの、どうってことないお話なのですが些細な思い出があるものですから。
初公開組では『小路』が良いかしら。

ただですねぇ。
どうやら....「どうやら」ではありませんね、間違いなく、東京単独開催です。
はぁ......。
私だって見たいのに。


☆『絵画芸術』の画像は、作品を所蔵するウィーン美術史美術館よりお借りいたしました。
ところで上記のプレスリリースでは画像使用について申請書の提出が必要とされているのですが、フェルメールはまだ著作権が切れていないのでしょうか。もしもまだ駄目なのでしたら、ここで使わせていただいた画像は即刻引き上げます。自分でも調べてみますが、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただければ幸いです。
一安心
え、今頃....? なお話かとは存じますが。
予約の申し込みをしていた来年3月の聖トーマス教会合唱団のコンサート。ようやく「お席のご用意ができました」とのお知らせを受け取りました。ほっと一息です。

以前にも書いたような気もしますが、私が行こうとしている公演は「名古屋国際音楽祭」の中の1つで、全公演セットの予約を最優先として座席が振り分けられています。
私はトマーナだけ、しかも1枚だけで申し込みましたから、うんと隅っこになってもしかたないなと思っていました。

ところが予想以上に良いお席!
いえ、あの....端の方ではあるのです。でも1番端ではありませんし、何より嬉しい通路側。小心者で両側を知らない人に挟まれると極度に緊張してしまうものですから、実はど真ん中よりも通路に面した席を心の中で希望していたのです。
だいぶ前の方でもありますし、チケットを割り当ててくださった係の方にお礼状をお出ししたい気持ちです。

さあ、チケットが取れたのですから予習をしなければです。
『マタイ受難曲』なんてCDでも一気に聴いたことはありません。
3時間も座っていられるでしょうか。眠くなったりしないでしょうか。
あ、歌の中身ももっと頭に入れておいた方が良いですよね。字幕付きだそうですけれど、せっかくの機会に字幕とにらめっこだなんてもったいないことは出来ません。トマーナ君たちとビラー氏をしっかり見なくちゃならないんですもの。
『マタイ』は何種類か持っていますから、ひさしぶりに引っ張り出してきて聴こうと思います。最初はもちろんトマーナの盤ですよ。

当へにゃへにゃブログでお話しさせていただいている方々が、ボニ・プエリの東京公演で「なかよし会」を開かれるそうです。(なかよし会だとは誰も云っていませんが)
私のまわりには少年合唱のお話をしてくださる方がいませんので、とっても羨ましいです。ですからトマーナの会場で「ひとりなかよし会」を開きます。

そうだ、その前にチケット代をお支払いしなくては!
(裸電球の下でお猪口を傾けながら諭吉先生との別れを惜しんで)
génie ou fou ?
『のだめカンタービレ』の新刊を読みました。
そろそろ惰性で読んでいるような気がしてきています。
別の音楽マンガでちょっと面白いのを読みましたので、そちらをご紹介します。

101人目のアリス (WINGS COMICS)『101人目のアリス 』(かわい千草 新書館)です。まだ1巻が出たばかりです。

田舎から出てきて音楽学校に入学した少年アリスティド。
彼はただの新入生ではありません。1学年定員100人の超エリート校に、101人目として入ってきたのです。田舎者なのに規則を曲げるほどの腕前なのかと、周りの生徒たちは身構えます。
当のアリスティドは初日から田舎で鍛えたおおらかさを発揮して、行く先々で騒ぎを起こし、違う意味で注目の的となります。

ようやく始まった授業。
ヴァイオリン専攻のアリスティド、彼の音は....。

楽器を鳴らせばギーコギコ。
譜面を見れば目がしょぼしょぼ。
先生の指示もチンプンカンプン。

そう、特例どころか音楽の基礎など何も無い「場違いくん」だったのです。
当然生徒の間では反感の嵐。あっちこっちから厭味が飛んできます。
けれどもそれで小さくなっているアリスティドではありません。彼にはどうしてもこの学校に入らなければならない「目的」がありました。
それは....。

作中、1曲だけアリスティドが完奏する曲があります。
その場面を見て、この作品を気に入りました。
友達もできて寮生活も楽しそうです。
もっとも本当はアリスト(最高)と呼ばれたいのに、いつの間にかアリスとしか云われなくなってはいますが。
楽器を弾く子ばかりが出てくる割には、素敵な演奏シーンはまだほとんどありません。今後の展開に期待しつつ......Wingsの連載なら年1冊かなぁと気が遠くなるのでした。
クリスマスのうた 3
Joy to the World『Joy to the World』
Naxosの既発盤からのコンピです。紙ケース入りの特別仕様。
全20曲の内、少年合唱はチュークスベリー修道院合唱団が4曲、ウスター大聖堂聖歌隊が12曲入っています。その他はエローラ・フェスティバル・シンガーズが3曲とオックスフォード・カメラータが1曲です。


Christmas Carols from Tewkesbury Abbeyチュークスベリーの元盤はこちらです。あのアンドリュー・スウェイトさんが在籍していらした合唱団ですね。閉鎖された時には悲しみましたが、現在はTewkesbury Abbey Schola Cantorumとして再生。
......黒制服、素敵! このサイトは写真が良いですよ。右上のくるくる変わるところ、2人の少年が蝋燭を手にしている写真や、4人でお喋りしているのなんて特に。それから下の方の食べてる写真、かわいいです〜。

いやいや、そうではなくて。
チュークスベリーで気に入ったのは、7曲目『Angels From the Realms of Glory』。
少年成年混声の美しさにうっとりなのですが、なかでも少年たちの声が良いのです。まろやかなタイプではなく、こう....シャクッとしているのですよ。さらさらに細かくした氷を食むような感じです。この表し方は絶対おかしいですね。
Amazonで試聴できますが、CDで聴くよりずっと丸く聴こえます。
どうしてかな。へんだな。

Christmas Carols大当たりだったのはウスター大聖堂聖歌隊です。
なんですか、この素朴で暖かで、それでいて清楚な歌声は!
1曲目『Once in Royal David's City』を大切にそっと歌い出すソリスト、ロバート・ストリンガー(Robert Stringer)さんの愛らしい声! まるで風もなく月が優しく照らす夜道を、毛糸の帽子をかぶってもこもこに着込んだ少年がカンテラを手に雪を踏みしめ歩く様子が目に浮かぶようです。(そういう歌ではありませんが)

ここは大人チームが良いですね。
野太くなくゴツくもなく、温かな外套みたいな声です。
高声部とのバランスも良く、大好きな『Coventry Carol』は魂が抜けそうな名演でした。この曲のようなやや哀切な旋律が合います。10曲目『 I Wonder as I Wander』しかり。

2曲目の『Unto Us is Born a Son』の歌い出しを聴くと、どうしても「カーエールーのーうーたーがー」と歌いたくなります。聖歌隊の皆様に「日本ではこうやって歌うのですよ」と嘘をつきたい衝動に駆られてしょうがありません。

う〜ん、ウスターの方は元盤が聴きたくなりましたよ。
このCDに半分以上入っていますけれど、残りも聴きたいです。
まだ売っているのかしら。

最後に少年合唱ではありませんが、一曲だけのオックスフォード・カメラータのお話です。
『Gaudete Christus est Natus』という13曲目。タイトルのフレーズでお気づきいただけるでしょうか。liberaの『Gaudete』の原曲です。
急にお馴染みの歌が流れてきてびっくりしました。
メロディは少し違います。こちらはタンバリンのような音がトントコチャッチャッと入っていて、どことなく民族音楽のような雰囲気です。
違いが楽しいおまけでした。
funny boys
梅 佳代さんの写真展に行きました。
今、人気の方なだけありなかなかの混雑ぶりです。

男子展示されていたのは、先頃出た写真集『男子』の原画....とは云いませんね、あのご本の写真をパネルにしたものでした。あ、そうか。写真そのものではなかったんだ。ぼんやり感じた違和感はこれだったようです。

『男子』は梅 佳代さんが専門学校で写真を学んでいた頃の作品です。
大阪の男子(「少年」「男の子」ではなく「男子」)のアホショットが満載。
確かこの『男子』と『女子中学生』でしたっけ、それで賞を獲ってプロに進まれたのですね。

写真集を既に拝見しておりましたので、笑撃度はそれほどでもありませんでした。でもこれがもし初見だったら、会場で腹筋がおかしくなったことでしょう。
男子....アホすぎます。
5人ほどの男の子たちが精一杯変な顔、変なポーズをして見せているのですが、よく見るとあまりヴァリエーションは無いのです。白目を剥いたり、鼻に何か突っ込んだり。同じことを何度でも繰り返す彼らを見ると、「も〜、男子ってホント、バカなんだから!」と掃除の時間にプリプリしている小学生女子の気持ちになります。

梅 佳代さんのご近所写真はクセになりますよ。
Calendrier républicain
ラジオ講座応用編「博物誌」、3回目はles fleurs:花です。
テキストはプルーストの『失われた時を求めて』の『スワン家の方へ』。抜粋されたテキスト11行が、たった2つの文で出来ているという難しさ。そのため文法解説は無し! 朗読を聞いてフランス語を味わってくださいと意外な展開でした。

ディクテはまたしても詰まっています。
フルール、フルラ、フロー、フルラリア??
もー、何のお話ですかと腹が立ってきました。辞書を引いてもそれらしい単語に辿り着けないのは、聞き取れていないからに違いありません。

やれ疲れたホイ、と休憩していたら、テキストに「floréal 花月(共和暦の第8月)」とあるのが目に留まりました。その途端スイッチ・オンです。革命暦について調べることにしました。
et....
お悔やみとお悩み
モーリス・ベジャール氏がお亡くなりになりました。
氏の舞台は遠い昔に1度だけ見たことがあります。
踊りにはまったく明るくないのですが、クラシック・バレエよりはコンテンポラリー・ダンスが好みです(ストリート系やライン・ダンスというわけでもなく)。そうなるとなかなか見る機会が無い中、ベジャール氏はかなりの頻度でこんな田舎町までいらしてくださいました。
チケットが高額で2度目に踏み切れぬまま、それでも再び見に行きたいなと願っていました。叶わぬうちにお別れとなり、残念でなりません。
でもベジャール氏は芸術家です。肉体が消え失せても作品は残ります。その精神との再会がいつか果たされるよう、望むばかりです。

......と、哀悼の意を表したところで全然違うお話です。
発売延期になっていたliberaのDVD国内盤。
Amazonから消えているように感じるのは、私の見方が下手なだけでしょうか。だれかそうだと云ってください。(必死)
予約してあったのですが、後からやっぱりお店で買いたいなと思い直してキャンセルしたのです。それで、そろそろ内容が判ったかしらと久々に覗こうとしたら....あれ?
他のところではやっぱり12月26日予定になっています。タワレコには中身も出ていました。
EMIの12月発売予定リストにも無いのですよ....。
もう、なにがなにやら。
un secret (au cinéma)
ある秘密 (新潮クレスト・ブックス)フィリップ・グランベールさんの『ある秘密』(新潮クレスト・ブックス)が映画になったと聞きました。フランスでは既に公開されているとか。あらま、今年のモントリオール世界映画祭グランプリですって。ちっとも知りませんでしたよ。なんてぼんやりなのでしょう。

この小説にはたいへん感銘を受けました。静かに心揺さぶられたものです。こちらでも書いたような記憶が......あ、ありました。書いています。ちょうど1年前ですね。フランス語でも読んでみたいなどと大きく出ていますが、もちろんのこと実現していません。

映像化したのはクロード・ミレール監督です。
かつて私の憧れのお姉様だったシャルロット・ゲンズブールさんの映画を作った監督、と認識しています。それだけではないはずと調べてみると、エマニュエル・カレールさんの『冬の少年』(河出書房新社)の映画化も手掛けておられたことが判りました。
......ああ、あのお話!
『冬の少年』もこれまた魂が震えるような素晴らしいご本でした。白い雪、白い息、白い不安....今でも読んだばかりの頃みたいに鮮やかに思い出します。

脱線してしまいました。『ある秘密』です。
映画はどんな感じでしょうか。
読んだ時は、集中して周囲の音を遮断するかのように本の世界に入り込みました。そのため映画となるとざわざわするのではないかと心配です。
気に入った小説の映画化は、見たいような見たくないようななんとも複雑な気持ちにさせられます。

それより日本で公開されるかどうかを心配した方が良いのかな。
卓上マエストロ
  芸術家は創作することによって生きています。

      フルトヴェングラー「すべて偉大なものは単純である」より
                ( 芳賀檀 訳『音と言葉』新潮文庫)


20世紀を代表する指揮者、フルトヴェングラー。
そのフィギュアが出ると聞いて、びっくりするやら面白いやらです。
来月出る第九のCDに付くそうです。
巨匠であることに疑いの余地はありませんが、フィギュアですよ?
フィギュアには明るくないので解説の受け売りで書きますと、よくある塩化ビニールなどではなく、え〜っと....とにかくとても良く出来ているのだそうです。あまりの素晴らしさに夫人も感激! ですって。
HMVに写真が出ています。およそ28000円。
う〜〜〜ん。(目一杯首を傾げて)
全然欲しくありませんが(笑)、見てみたいです。お店に並ぶでしょうか。第九に合わせて腕を振ったら面白いです。

でも、もしも。
世界の聖歌隊フィギュアがシリーズで出ますと云われたら....。
買います。予約必至です。
Prince Caspian
『ナルニア国物語』の映画第2弾、『カスピアン王子の角笛』が来年5月公開と聞きました。(日本は6月という説も....)

わーい!

あの熱狂よ再び! ですよ。
前作『ライオンと魔女』は「しょぼい」「ちゃちい」と酷評されていましたが、私は好きなのです。ナルニアが大好きですから。好きだから許せない、ではなく、好きだからこんなのでも許しちゃいます、なのです。
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 4Disk エクステンデッド・エディション コレクターズ・ギフトセットDVDだって張り切って買いましたし、だからこそ後からおまけがいっぱい入ったエクステンデッド・エディションとやらが出たのにはプンプンでした。右の画像をご覧ください。こんなにたくさん!
でも映画はイマイチなので2つも買う気にはなれないのですよ。

前作から2年です。こんなに間が開くとは思いませんでした。このペースだと7作目はさらに10年後です。ももももうちょっとスピードアップしていただけないでしょうか。
『カスピアン王子』のサイトもとりあえずオープンしています。まだ何もありません。アメリカ版の方も大差ありませんが、カウントダウンが始まっていますね。

前回の公開時は大変でした。遠くの映画館でしか上映されなかったので、ストラップ付き前売り券を買うために寒い中出かけたことを思い出します。そしてストラップをアスランと白い魔女のどちらにするか、映画館の人が怯むほど悩んだのでした。

それからハンバーガー! フィギュア....と云うほどでもないのでしょうか、おもちゃ欲しさに食べました。日頃ファーストフードを食べないだけあって、あれは苦行でした....。(辛かったけど今となっちゃ良い思い出だぜという眼差しで)
種類が沢山あるのに期間が短かったのです。知人の助けを得ましたけれど、それでも相当食べました。10年分はありましたよ。こういう物は開けたら価値が下がるからそのまま置いておくのですよと教えられましたが、遊びたかったので全部開封。
今度もまたあるのかな。頑張って食べなくちゃ。

『ロード・オブ・ザ・リング』に騒ぎ、『ナルニア』に騒ぎ、『エラゴン』も見ましたし『アーサーとミニモイ』はレンタルになるのを待っています。『光の六つのしるし』がもうすぐで、年が明ければ『ライラの冒険』が控えています。
ハリウッド映画はあまり好んでは見ませんが、ファンタジー小説の映画化なら別腹です。ご本が楽しくて映画も楽しいと、それはそれは楽しいがいっぱいなのですよ。
これで『ハリポタ』に夢中になれていれば何かが完璧なのですが......どこが合わないのでしょうねぇ。