本家本元
2007.07.16
聖トーマス教会合唱団が歌うバッハのマタイ受難曲が聴きたい! と願ってきました。それはもう悲願です。
けれども冷静に考えると彼らは2000年と2004年に来日していて、どちらもマタイを歌っているのです。ウィーン少年合唱団を除けばこれは「続けて来日」と云って良い頻度でしょう。それならなんで聴いてないのさと問われれば......いろいろあるのですよ、事情が(おおいに照れながら)。
そしてついに悲願達成です。
トマーナーのマタイ受難曲ですよ。
今年の春先に発売されたもので、そのこと自体は事前に知っていたのですが、手に入るかどうかはかなり危惧していました。と云いますのもこのCDを出したのはRondeau Productionというドイツのレーベルで、ここはトマーナーの他ウィンズバッハ少年合唱団ハノーファー少年合唱団を中心として、さらにレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊やドレスデン聖十字架合唱団のCDを制作している、トレブル好きとしては株主になっても良いような素晴らしいメーカーなのです。
しかしこのようにある種特殊なレーベルなので、大手メーカーみたく新譜が必ず店頭に並ぶとは限りません。去年出たハノーファーの10枚組なんて見つけたらすぐ買うのに。
それでも今回はさすがにビッグ・ネームです。タワーレコードにて購入いたしました。たくさん入荷していました。
バッハ声楽部門の最高傑作を、かつてバッハがカントルを務めたトマーナーが、本拠地聖トーマス教会で歌う。これ以上何を望めましょう......クオリティかな(身も蓋もない)。
2006年の収録で指揮はもちろんゲオルク・クリストフ・ビラー氏。楽器の方はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。初期稿を採用していますが、ソプラノとアルトは女声です。
マタイのCDは半年ほど前に購入したテルツ少年合唱団の盤が気に入って繰り返し聴いていたので、つい耳の奥で比較してしまいます。テルツの声は強く、合唱もソロも感情豊かな攻めの姿勢に聴こえます。一方トマーナーの合唱はとても端正で知的な印象を受けます。歌い出し、歌い終わりがぴたっと揃っているのです。どちらが良いかは......好みもあるかと思いますが、どちらの歌唱も「ああ、テルツだなぁ」「トマーナーだなぁ」と思わせるもので順位は付けられません。
ただし、このトマーナーのCDはマタイとしては格別優れているわけではないと思います。少年合唱が特に好きという人以外なら、評価は「まあまあ上手い演奏」といったところではないでしょうか。テノールがちょっと頼りないように感じました。そしてせっかく初期稿なのですから、男声のみで歌ってほしかったです。
さて、入手方法です。
残念ながらAmazonで取り扱っているのはドイツだけです。ここは試聴できますけれど、わざわざドイツから取り寄せる必要は無いかと思います。オンラインならタワーレコード、HMVで買えますし、今ならまだそれぞれの店舗にも並んでいるでしょう。私は約4300円で買いました。
Rondeauのサイトを見ると「iTunesでの販売を始めました」とありますが、これはドイツiTunesのお話です。糠喜びをしました。
そして!
2008年3月、トマーナーが再び来日します!
プログラムはマタイ受難曲とヨハネ受難曲。
しょっちゅう大曲を持ってくる合唱団です(笑)。
公演地はまだ判りませんが、次なる悲願「トマーナーのマタイを生で聴く」が実現しますように。
そしてもう1つ。
トマーナーの現カントル、ビラー氏が8月に「歌うために」来日すると聞いて興味津々でしたが、なんと腕をお怪我されたとかで中止になってしまったようです。バッハもビートルズも歌うプログラムだったそうで、なんだかよくわからなくて関心を寄せていたのに残念です。
どうぞお大事になさってください。
しっかり治して私の町でもマタイを振ってください。
けれども冷静に考えると彼らは2000年と2004年に来日していて、どちらもマタイを歌っているのです。ウィーン少年合唱団を除けばこれは「続けて来日」と云って良い頻度でしょう。それならなんで聴いてないのさと問われれば......いろいろあるのですよ、事情が(おおいに照れながら)。
そしてついに悲願達成です。トマーナーのマタイ受難曲ですよ。
今年の春先に発売されたもので、そのこと自体は事前に知っていたのですが、手に入るかどうかはかなり危惧していました。と云いますのもこのCDを出したのはRondeau Productionというドイツのレーベルで、ここはトマーナーの他ウィンズバッハ少年合唱団ハノーファー少年合唱団を中心として、さらにレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊やドレスデン聖十字架合唱団のCDを制作している、トレブル好きとしては株主になっても良いような素晴らしいメーカーなのです。
しかしこのようにある種特殊なレーベルなので、大手メーカーみたく新譜が必ず店頭に並ぶとは限りません。去年出たハノーファーの10枚組なんて見つけたらすぐ買うのに。
それでも今回はさすがにビッグ・ネームです。タワーレコードにて購入いたしました。たくさん入荷していました。
バッハ声楽部門の最高傑作を、かつてバッハがカントルを務めたトマーナーが、本拠地聖トーマス教会で歌う。これ以上何を望めましょう......クオリティかな(身も蓋もない)。
2006年の収録で指揮はもちろんゲオルク・クリストフ・ビラー氏。楽器の方はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。初期稿を採用していますが、ソプラノとアルトは女声です。
マタイのCDは半年ほど前に購入したテルツ少年合唱団の盤が気に入って繰り返し聴いていたので、つい耳の奥で比較してしまいます。テルツの声は強く、合唱もソロも感情豊かな攻めの姿勢に聴こえます。一方トマーナーの合唱はとても端正で知的な印象を受けます。歌い出し、歌い終わりがぴたっと揃っているのです。どちらが良いかは......好みもあるかと思いますが、どちらの歌唱も「ああ、テルツだなぁ」「トマーナーだなぁ」と思わせるもので順位は付けられません。
ただし、このトマーナーのCDはマタイとしては格別優れているわけではないと思います。少年合唱が特に好きという人以外なら、評価は「まあまあ上手い演奏」といったところではないでしょうか。テノールがちょっと頼りないように感じました。そしてせっかく初期稿なのですから、男声のみで歌ってほしかったです。
さて、入手方法です。
残念ながらAmazonで取り扱っているのはドイツだけです。ここは試聴できますけれど、わざわざドイツから取り寄せる必要は無いかと思います。オンラインならタワーレコード、HMVで買えますし、今ならまだそれぞれの店舗にも並んでいるでしょう。私は約4300円で買いました。
Rondeauのサイトを見ると「iTunesでの販売を始めました」とありますが、これはドイツiTunesのお話です。糠喜びをしました。
そして!
2008年3月、トマーナーが再び来日します!
プログラムはマタイ受難曲とヨハネ受難曲。
しょっちゅう大曲を持ってくる合唱団です(笑)。
公演地はまだ判りませんが、次なる悲願「トマーナーのマタイを生で聴く」が実現しますように。
そしてもう1つ。
トマーナーの現カントル、ビラー氏が8月に「歌うために」来日すると聞いて興味津々でしたが、なんと腕をお怪我されたとかで中止になってしまったようです。バッハもビートルズも歌うプログラムだったそうで、なんだかよくわからなくて関心を寄せていたのに残念です。
どうぞお大事になさってください。
しっかり治して私の町でもマタイを振ってください。
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