innocence
うっかり忘れ去っていました。
タンタンの映画化が決まったと以前ご紹介させていただきましたが、私が忘れている間も着々と話が進んでいたようです。タンタン役もほぼ本決まりです。(なんでpeut-êtreなのでしょう)
トーマス・サングスターさん!......どこかで見た顔だと思ったら、『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』に出ていた男の子ですね。ふ〜ん、キリッとしたタンタンだ。
では、強引に映画つながりで....。
近所のレンタル屋さんがセールだったので、DVDを借りてきましたよ。
四枚も。
夜も休日もお持ち帰りのお仕事でてんてこまいです。
これぐらいの息抜きは見逃してください神様。

最初に見たのは『エコール』
。
雑誌などで写真を見て興味を持ち、予告篇を見てますます見たくなったのに、知らない間に上映が始まりあっという間に終わってしまっていたのでした。
ようやく見ることができたのですが....。
あ、な〜んだ、こういうのなんだ。
森に囲まれひっそりと佇む学校。
そこは少女たちだけの秘密の場所。
今日もまた静かに柩が運ばれてきた。
中にいるのは新しい仲間。
小さな女の子。
少女たちの真っ白な制服は美しく、
揃いのリボンは愛らしく、
短いスカートから伸びる足は真っ直ぐで。
森は深く、水は清く、空気は秘密に満ちている。
......という、幻想的で少しばかり淫美で夢と現の狭間のような世界を想像していたのです。
違った! 違いましたよ!
確かにみんながお揃いの真っ白な制服に身を包んでいるところや、ルールという名の目に見えない枷に抑圧されているところや、不意に牙を剥く暴力性など、モチーフはとても良いのです。森に閉じ込められた少女たちに相応しい道具立てです。
ところが何かが美しくない。
無邪気な笑顔が無いのは構わないし、起承転結がはっきりした物語でないことも問題ではありません。足元に不安をまとわりつかせるような森も、少女たちの古びた部屋の様子も素敵なのに。
何が良くないのだろうと考えて思い至ったのは、女の子たちの生々しさでした。
この風景の中に置きたいのは、妖精のように軽やかな選りすぐりの美少女です。でも実際に画面の中にいるのは、どこにでもいそうな普通の女の子ばかり。
....これでは私が美少女好きの変態みたいですが、そういう主張ではありません。
全編を通して、幻想と現実が溶け合わないまま一つの画面で勝手気ままに動き回っているように感じました。
まるで完璧なお洒落なのに靴下だけが合っていないみたいで、惜しいです。
監督のルシール・アザリロヴィックさんは『カルネ』
のギャスパー・ノエ監督のパートナーです。それを知っていたから余計に期待していたのかもしれません。
あんな風に強烈な印象を叩き付けられるのを望んでいたのです。

映像はイメージしていたものとは違いましたが、この物語には惹き付けられます。
原作『ミネハハ』
も読んでみたいと以前から思っているのですけれど、ぱらぱらと見た感じでは雰囲気ばかりを追った造本で、ちょっと翻訳に信用が置けません。映画も本も「ガーリー」を前面に押し出していて、その意向も解るのですが、小説はちゃんとプロの翻訳家さんに手掛けていただきたかったです。
だんだん何の話だか解らなくなってきました。
結局のところ映画は良かったのかと尋ねられたら、「う〜ん、どうかなぁ」と首を傾げるしかないのです。
明日はどれを見ようかな。
タンタンの映画化が決まったと以前ご紹介させていただきましたが、私が忘れている間も着々と話が進んでいたようです。タンタン役もほぼ本決まりです。(なんでpeut-êtreなのでしょう)
トーマス・サングスターさん!......どこかで見た顔だと思ったら、『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』に出ていた男の子ですね。ふ〜ん、キリッとしたタンタンだ。
では、強引に映画つながりで....。
近所のレンタル屋さんがセールだったので、DVDを借りてきましたよ。
四枚も。
夜も休日もお持ち帰りのお仕事でてんてこまいです。
これぐらいの息抜きは見逃してください神様。

雑誌などで写真を見て興味を持ち、予告篇を見てますます見たくなったのに、知らない間に上映が始まりあっという間に終わってしまっていたのでした。
ようやく見ることができたのですが....。
あ、な〜んだ、こういうのなんだ。
森に囲まれひっそりと佇む学校。
そこは少女たちだけの秘密の場所。
今日もまた静かに柩が運ばれてきた。
中にいるのは新しい仲間。
小さな女の子。
少女たちの真っ白な制服は美しく、
揃いのリボンは愛らしく、
短いスカートから伸びる足は真っ直ぐで。
森は深く、水は清く、空気は秘密に満ちている。
......という、幻想的で少しばかり淫美で夢と現の狭間のような世界を想像していたのです。
違った! 違いましたよ!
確かにみんながお揃いの真っ白な制服に身を包んでいるところや、ルールという名の目に見えない枷に抑圧されているところや、不意に牙を剥く暴力性など、モチーフはとても良いのです。森に閉じ込められた少女たちに相応しい道具立てです。
ところが何かが美しくない。
無邪気な笑顔が無いのは構わないし、起承転結がはっきりした物語でないことも問題ではありません。足元に不安をまとわりつかせるような森も、少女たちの古びた部屋の様子も素敵なのに。
何が良くないのだろうと考えて思い至ったのは、女の子たちの生々しさでした。
この風景の中に置きたいのは、妖精のように軽やかな選りすぐりの美少女です。でも実際に画面の中にいるのは、どこにでもいそうな普通の女の子ばかり。
....これでは私が美少女好きの変態みたいですが、そういう主張ではありません。
全編を通して、幻想と現実が溶け合わないまま一つの画面で勝手気ままに動き回っているように感じました。
まるで完璧なお洒落なのに靴下だけが合っていないみたいで、惜しいです。
監督のルシール・アザリロヴィックさんは『カルネ』
あんな風に強烈な印象を叩き付けられるのを望んでいたのです。

原作『ミネハハ』
だんだん何の話だか解らなくなってきました。
結局のところ映画は良かったのかと尋ねられたら、「う〜ん、どうかなぁ」と首を傾げるしかないのです。
明日はどれを見ようかな。
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