ねむたい小ウサギ*un lapereau ensommeillé
pied à pied................au loin......
なつのおはなし
あぢぢぢぢ....。
夜中も蝉が鳴いています。朝起きる頃には30度もあります。
突然大雨が降ってきて、慌てている間にけろりとやんでしまいます。
夏ですね。

さあ季節が変わったぞ! と感じたら、ぴったりな絵本を出してきます。
苦手な季節なので夏のお話にはあまり食指が動かないのですが、少ない中から大好きなベスコフさんの絵本をご紹介いたします。

おひさまのたまご『おひさまのたまご』(徳間書店)。

夏のある日、妖精の女の子が森でオレンジを見つけます。オレンジを知らない妖精は、この丸くて大きくてだいだい色のものを、おひさまのたまごだと思い大感激。森の皆を呼び集めます。

オレンジを見て、おひさまがたまごを落としたと思う妖精のかわいらしいこと!
皆が集まったところでこの「たまご」の正体はズアオアトリという鳥が教えてくれます。おひさまのたまごではなかったけれど、中にはジュースが詰まっているすてきな果物です。妖精と森の仲間たちは、草の茎をストローにしておいしいジュースを飲むのです。
ですから、ちょっといまいちな蜜柑やオレンジを食べた時は、これは妖精たちが飲んじゃったのねと思うことにしています。

エルサ・ベスコフさんは1874年生まれのスウェーデンの絵本作家です。
現在でも人気が衰えることはなく、日本でもたくさんの絵本が出ています。
クラシカルな絵は何度見ても飽きることがなく、素朴で優しく、そして真摯なお話もとても素晴らしいものです。
自然豊かな北欧の景色の中、人々が真面目に生きている様子があたりまえのこととして描かれます。大人は子供を躾け慈しみ、子供はよく遊ぶと共におうちのお手伝いもちゃんとします。

おひさまがおかのこどもたち『おひさまがおかのこどもたち』(徳間書店)は、それがよく解る一冊です。
これといってストーリーはなく、描かれているのは「おひさまがおか」に住む子供たちの夏の暮らしです。
家畜に餌をやり畑の世話をして、先生が来たら勉強をして、もちろんたくさん遊びます。そして楽しみにしていた夏至祭!

北欧の人たちはおひさま輝く夏が大好きだと云いますから、このように夏を楽しむだけのお話が出来たのでしょうか。
まるで絵日記のような絵本ですが、こうして季節に寄り添い身の丈に合った生活がしたいなと、夏が来てページを繰るたび思います。
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この記事へのコメント
庭先のワイルドベリーも
妖精さんが味見したのね。毎年そろそろ食べ頃になると、無くなっています。オレンジのお話、明日からの日常的話題に使いましょう。
もう一つのご本は、「やかまし村の子どもたち」みたいなお話ですか?大好きな映画です。
ねむたい小ウサギさんのところにくると、いつも何かお菓子を頂いて帰っていた懐かしいお宅を思い出します。
また遊びに来ます。甘いオレンジ大好きです。マドレーヌも。
2008/07/20(日) 03:06:04 | URL | アマデウスレコード #-[ edit]
ワイルドベリーですって!(アマデウスレコード様へ)
お庭にベリーがあるのですか?
なんて素晴らしいのでしょう! ベリーは良いです、大好きです。
鳥たちが摘みにくるのは憎めませんね。私はプランタで育てていた青じそを、はらぺこあおむしに完食されました。許さん、と云いながらも明日から食べるものがない青虫が気の毒で、外の葉っぱに引っ越していただきました。(単に土ごと捨てただけです)

「やかまし村」お好きですか? とても嬉しいです。
本でしか知らないのですが、心豊かに暮らす人々に憧れます。住んでみたい場所の一つです。

......マドレーヌって食べるとしゃっくりが出ませんか?
2008/07/20(日) 09:43:19 | URL | すい→アマデウスレコード様 #CXJ0ON2Y[ edit]
コメントありがとうございます。
すい様からのコメントうれしかったです。8年前に新築しましたので、玄関の引き戸は今はありません。それまでは80年経っていた旧家ですので、玄関も一部屋ほどの空間でお気に入りの場所で良くお昼寝していました。

引き戸は今、寝所ぐらいですからあられもない姿を観られてしまいましたか、昨夕突然月めぐりの知らせがあり大人しくしています。

ベートーヴェンの月光は、ご高察の通りです。広い湖の中程に小舟が揺れている、昇った月の明かりが煌々としている。そのような光景です。その湖はルツェルン湖。176年前に、レルシュタープガそう表現して「月光」と命名しました。
ベートーヴェン30歳の時の作曲で、「不滅の恋人」を思って書かれました。ソナタ13番と対になっていますので、共にお聴きいただくと、この睦事のような「月光」の第一楽章が、中間に位置するような大きなソナタ曲のように楽しめますよ。
お聴きになる時にはぜひ仲道郁代先生の新盤をよろしくお願いいたします。
そのもの月を思わせるのはドビュッシーの「月の光」。窓から射す月の光が届くところに寝間を敷いています。ドビュッシーを聴きながら、月明かりに包まれて眠るのが大好きです。

「やかまし村」の映画は、まだご覧ではありませんか。幼い頃からオランダに関心があり、中学に上がった頃から北欧ものに惹かれました。小学生の時のムーミンもフィンランドですね。「やかまし村」に始まって関心のあるところです。いずれ記事にしていくことはたしかです。これからは私小説風な描写が増えそうです。あたたかくお見守り下さい。

すい様のコメント、本当にステキでした。

マドレーヌ食べたい。
2008/07/20(日) 14:44:50 | URL | アマデウスレコード #-[ edit]
おじゃましました(アマデウスレコード様)
ややや、ご丁寧にありがとうございます。恐縮です。

『月光』はそういう意味だったのですか。
このタイトルが後年付けられたものだということだけは知っていましたが、その情景については初めて知りました。なるほど、これならぴったりです。
この曲はベートーヴェンの中でも一番好きな曲で、CDにもつい手が伸びます。たいてい三大ソナタとしてリリースされるので、中身がどれも一緒なことに時々飽きます(笑)。

北欧のお話はぜひぜひお伺いしたいです。
私はフィンランドに住むのが夢なのです。旅行すらしたことがないのに極端な目標ですが。そしてチューリップに目がないので、毎年春になるとオランダへ引っ越したくなります。
やかまし村とかムーミンとか、素敵なキーワードが出てきましたから、どんなお話が始まるかとても楽しみです。
2008/07/20(日) 22:54:15 | URL | すい→アマデウスレコード様 #CXJ0ON2Y[ edit]
merci pour vos commentaires
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secret: ないしょ話
 
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